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【腹筋】GHD Sit-Up【崩壊】

青木です。

横紋筋融解症のブログでお話ししていたGHDでの腹筋運動についてお話したいと思います。日本では検索しても全く出てこないこのマシンを詳しく解説していきます。

GHDとは、グルートハムデベロッパーの略で、本来はバックエクステンションやヒップエクステンションに使用する目的で作られたマシンです。ローマンチェアと言ったほうがわかりやすいかもしれません。
昔は腰を痛める腹筋運動として論争がたびたびあったみたいですが、今では腰を強化する目的でも使われるようになっています。

腰を痛めるかもと思われる要因として、この腹筋運動のメインが股関節屈曲筋であることが着目されていましたが、ベッドの下に足を固定して行う腹筋と混同されちゃあー困るとクロスフィット創設者のグレッグ・グラスマンさんは仰るわけです。

GHD Sit-Upも足を固定して、股関節屈曲筋による腹筋になりますが、大きな違いは最初に大腿直筋を使い素早く引き寄せることで、腰椎ではなく、骨盤と腸骨棘を引き寄せるので腰椎のダメージを防ぐことができる点です。かまぼこ型のパッドが身体を支えるのも意味があります。腰を痛める可能性があるのは足を固定し、フラットな床やベンチで股関節屈曲筋で上体を起こす腹筋運動です。100回余裕でできるぜ~という人も多いでしょうが、腰を痛める可能性大なのでおすすめしません。

ここまでの話だと、「どちらも結局腹筋メインであげてないじゃん」となるわけですが、ではなぜGHDでの腹筋を初めてした方が次の日簡単にベッドから起き上がれないのか?その理由を説明します。

1つ目に、腹筋群最大可動域での刺激を入れられること。他のいかなる腹筋運動でも手に入ることのない屈伸の最大可動域まで体幹部を動かせます。これは今まで発見されなかった未開の地に足を踏み入れる行為であり、素晴らしい恩恵(筋肉痛)をもたらせてくれます。

2つ目に、腹筋の主な役割がアイソメトリック(静的)であること。簡単に言うと空気椅子みたいに筋肉が同じ長さで筋力を発揮している状態です。すばやく身体を起こす時に体幹部が安定するように強い力が発揮されます。これにより過度な伸展で腰を痛めることもありませんし、腹筋にはどえらいダメージを受けます。アイソトニック(動的)と捉えられがちの腹筋ですが、実用度を考えると専ら最近ではアイソメトリックが重要視されています。プランクが有名ですね。

以上の2点がGHD Sit-Upで次の日えらいこっちゃになる理由になります。
言葉だけでは???という感じもありますので動画のURLを張りますのでそれをご参考ください。
膝の動きに注目ですね。
https://www.instagram.com/p/ByyxuRrnn5y/?hl=ja

GHDは奥が深いというか、おもしろいトレーニングマシンです。ボディメイクからアスリートへもおすすめできます。ぜひ興味がおありの方はご体験下さいませ。