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体力レベルが生存率を決める!?

徳永です。

今回は、体力レベルとBMIによって生存率がどのように変わるのかということについて書いていこうと思います。

先にBMIの説明をしておきます。

まず一般的にBMI(体型指数)は肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます(身長はcmではなくmで計算します)。

計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を”Obese”(肥満)としています。

日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」~「肥満4」に分類されます。

BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものとされています。

参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-002.html

 

前置きが長くなりましたが、それではこちらのグラフを見てください。

このグラフは「体型指数(BMI)および心肺能力と生存率の関係」について調べたものです。(論文一部抜粋)https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/486727

縦軸:Survival Rate(生存率)

横軸:Years(年数)

・Fit-Normal Weight(心肺能力高/標準)

・Fit-Overweight/Obese(心肺能力高/過体重・肥満)

・Low Fit-Overweight/Obese(心肺能力低/過体重・肥満)

・Low Fit-Normal Weight(心肺能力低/標準)

このグラフの結果からいえることは、太っていても「体力が高い」と「生存率が高い」のに対して、太っていなくても「体力が低い」と「生存率が低い」ということです。つまり、太っていることが問題ではなく体力がないことが問題ということを示しています。

また、BMIは筋肉量によっても数値が変わるため、数値が高いからといって必ずしも肥満なわけではないです。身長170㎝で体重75㎏の人ではBMI約26です。指標では軽肥満になりますが、体脂肪5%のボディビルダーの可能性もありますよね。肥満という定義はBMIではなく、やはり体脂肪率でみるのが正しいと思います。

見た目の改善だけではなく、体力をつけることもトレーニングの目的としては非常に重要です。ぜひトレーニングをして将来の自己投資をしましょう!